
水俣病の現地調査に参加し、水俣湾を眺める菅原ハルさん=23日、熊本県水俣市
水俣病の原因や経緯などを発生地を巡って学ぶ、患者団体主催の現地調査が23日、熊本県水俣市で行われ、新潟県からも新潟水俣病第5次訴訟原告の女性らが参加した。発生原因となった有機水銀を含む排水を流した工場の排水口などを見学。国会で継続審議となっている被害者の新たな救済法案成立を願い、熊本の被害者たちとも交流した。
(報道部・今井かおり)
現地調査は水俣病不知火(しらぬい)患者会などでつくる実行委員会が毎年行い、今回は新潟水俣病第5次訴訟の原告、...
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