「つきあかり」を調べた2025年産米の初検査=28日、上越市長面
「つきあかり」を調べた2025年産米の初検査=28日、上越市長面

 JAえちご上越(上越市)は28日、上越市長面の検査場所で2025年産米の初検査を行った。この日は早生(わせ)品種の「つきあかり」約20トンを検査し、高温少雨の影響が懸念されたが、1等米比率は50%で平年並みの結果となった。検査後すぐに出荷され、来週中にも関東圏のスーパーに並ぶ。

 JAえちご上越は、早めに販売したい取引先の要望に応じ、9月に実施していた検査を数年前から8月下旬に早めている。つきあかりは粒が大きく、冷めてもおいしいといい、弁当などの業務用で人気がある。

 県農産物検査協会の検査員が米のサンプルを抽出し、色や形などを調べた。白や青の未熟粒が若干見られ、全量が1等米だった前年より品質は...

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