
県は29日、村上、胎内、新発田の3市にあるダムや頭首工の警報局と水位局の計14カ所で避雷針など避雷設備の盗難が見つかったと発表した。いずれも銅製の約3メートルの避雷針や約12メートルの避雷導線。被害額は確認中で、県は県内で他に被害がないか調査を進めている。
盗難があったのは、村上市の三面川ダムと荒川頭首工、胎内市の胎内川ダム、新発田市の内の倉ダムの警報局計12カ所と、村上、胎内両市の水位局計2カ所。
荒川頭首工で26日、管理担当者が巡視中に、下流にある警報局3カ所で避雷設備が盗まれていることを発見。被害を村上署へ通報した。県は29日までに3市の計14カ所で被害を確認した。
警報局は放流時に音...
残り144文字(全文:444文字)