新潟地方気象台は7日、日本海を南下する前線が通過する影響で新潟県内は8日明け方にかけて線状降水帯が発生し、大雨による災害発生の危険が急激に高まる可能性があるとし、大雨と雷、突風に関する気象情報を発表した。8日朝にかけ、土砂災害や河川の氾濫、低い土地の浸水などに警戒するよう呼びかけている。
県内は前線の接近や通過に伴い大気の状態が不安定となり、災害級の大雨となる可能性がある。村上市に7日、土砂災害警戒情報が発令された。
8日午後6時までの24時間に予想される降水量は多いところで、下越で150ミリ、佐渡で120ミリ、中越で100ミリ、上越で80ミリ。
県は7日、大雨に関する情報連絡室を警戒本部に格上げし、警戒本部会議を開催。県危機対策課は「最新の情報に留意し、居住地域に避難情報などが発令された場合、迷わず安全な場所に避難してほしい」と呼びかけた。
JR東日本新潟支社によると、7日は大雨の影響で新潟駅発着の特急いなほ7本が運休または区間運休し、羽越線の村上-府屋間で運転を見合わせるなど約1200人に影響した。
村上市
大雨に伴い、土砂災害や洪水の危険性が高まっているため、警戒レベル3の高齢者等避難を山北地域や朝日地域に発令した。
詳しい対象地域と避難所はこちら。
新発田市
土砂災害警戒区域の住民で、危険を感じる人や身の安全を確保する場所がない人を対象に、下の4施設に自主避難所を開設する。午後7時から。
東小学校
旧菅谷小学校
豊浦小学校
加治川地区公民館
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