8日、新潟県内は各地で大雨となっている。新発田市は8日午前10時半過ぎ、大雨による土砂災害の危険が高まっているとして、加治川地区の261世帯720人に避難指示を出した。
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新潟地方気象台などは8日午前9時40分、県内の土砂災害警戒情報を発表し、新潟市、新発田市、村上市に加え、胎内市が新たに警戒対象となった。
新潟国道事務所によると、8日午前9時ごろから、国道7号の新発田市下小中山で、道路冠水のため一時通行止めを行った。通行止めは8日午前11時過ぎに解除された。
新潟市によると、8日の大雨の影響で、市内では12カ所で道路の冠水が発生した。4カ所で通行止めとなり、正午現在、そのうち2カ所の東区平和町と西蒲区越前浜で通行止めが続いている。
新潟地方気象台によると、7日正午の降り始めから8日午前10時までの降水量(速報値)は、村上市(高根)で211・0ミリ、新潟市(松浜)で140・0ミリなどとなっている。
9日正午までの24時間降水量は、いずれも多いところで、上中下越で50ミリ、佐渡で30ミリと予想されている。気象台は、下越では8日夕方にかけて、土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけている。
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