金型・同部品製造の共立精工(長岡市宝)が、8月初旬に事業を停止し、自己破産申請の準備に入っていたことが26日、分かった。帝国データバンク長岡支店によると、負債額は約5000万円の見込み。

 帝国データバンク長岡支店によると、共立精工は1987年8月創業、88年7月に法人改組された金型製造業者。中越地域の製造業者向けに金型製造を手掛け、91年6月期にには年売上高約9000万円を計上していた。

 近年は受注量の低迷から業況は低調に推移。2024年6月期の年売上高は約3000万円にまで落ち込み、収益状況も悪化していた。業況改善の見通しが立たないことから、事業継続を断念した。

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