魚沼市消防団で初めての機能別団員となった中村正克さん(左)と磯部稔さん=魚沼市消防本部
魚沼市消防団で初めての機能別団員となった中村正克さん(左)と磯部稔さん=魚沼市消防本部

 魚沼市消防団に、活動を平日昼間に限定した「機能別団員」が初めて入団した。任命されたのは60代の消防団OB2人。魚沼市は、消防団員が減少する中、一般の団員より業務の負担を減らすことで、団員の確保につなげる。

 機能別団員は、大規模災害時や防火広報など特定の活動に限って参加する制度で、2005年に国が創設した。県内では4月1日現在、30消防団のうち、魚沼市を含む14市町村で導入されている。

 魚沼市は機能別団員制度を4月に導入。対象者は消防団または消防職員の経験5年以上とし、活動は午前7時〜午後7時に発生した災害に限定する。

 市消防団員は...

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