
女性がクマに襲われた現場近くにおりを設置する阿賀町職員と地元猟友会のメンバーら=1日、阿賀町津川
県内でクマの出没が過去最多のペースとなる中、阿賀町津川の路上で50代女性がクマに襲われた現場周辺で1日、町が捕獲用のおりを設置した。町と警察は付近の警戒を強化。付近の住民は「クマが再び出没するかもしれない」と不安を募らせている。
【関連記事】
阿賀町で50代女性がクマに襲われる 買い物帰りの路上…腕をかまれ腹部ひっかかれる
県によると、ツキノワグマの目撃・痕跡報告件数は、2025年度は10月1日午後7時時点で1241件で、24年度の10月1日時点の747件を494件上回った。
阿賀町の現場は林が近く、民家も複数ある。1日朝、町の職員や地元猟友会のメンバーらが現場近くでクマがクリを食べた痕跡などを確認。クリの木の近くに捕獲用のおりを置いた。
クマに...
残り435文字(全文:760文字)








