
地元中学生3人が前島密の青少年時代を演じた創作劇=27日、上越市下門前
郵便制度など近代国家の礎を築いた上越市出身の前島密(ひそか)(1835〜1919年)の生誕190年を祝う会が27日、上越市のリージョンプラザ上越で開かれた。市内の中学生らが前島の半生を描いた創作劇を披露し、市民ら約500人が前島の功績に思いをはせた。
市民らでつくる「前島密翁顕彰事業実行委員会」などが主催。式典で新井美智雄会長が「前島密は郵便事業だけでなく、鉄道や新聞など多彩な事業を行った。国民の生活向上に生涯をささげた前島の志を一人一人が受け継ぎ、未来へつないでいくことが重要」とあいさつした。
「青春は冒険だ!郵便の父 前島密の青春時代」と題した創作劇では、地元の中学生3人が青少年時代の前...
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