赤穂義士の衣装で勝ちどきを上げる少年少女剣士=14日、新発田市中央町3
赤穂義士の衣装で勝ちどきを上げる少年少女剣士=14日、新発田市中央町3
赤穂義士の衣装で勝ちどきを上げる少年少女剣士=14日、新発田市中央町3

 赤穂四十七士の一人、堀部安兵衛の出身地新発田市で14日、恒例の「義士祭」が行われた。おそろいの装束で四十七士に扮(ふん)した少年少女剣士ら約30人が、雨の降る中まちなかを堂々と練り歩いた。

 義士祭は、安兵衛を顕彰する市民団体「武庸(たけつね)会」が主催。吉良邸討ち入りのあった12月14日に毎年、安兵衛の生家・中山家の菩提寺である長徳寺(大栄町2)を会場に法要などを行っている。

 初めて安兵衛役を務めた小学5年の児童(11)は「緊張するけれど大きな声でみんなを引っ張っていきたい」と意気込み、新発田市剣道連盟に所属する小学生ら約30人を引き連れ長徳寺を出発。雨風の吹く中、太鼓を打ち鳴らしながら「エ...

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