岡山戦に向けて練習するGK田代琉我=聖籠町
岡山戦に向けて練習するGK田代琉我=聖籠町

 J1アルビレックス新潟は第33節の4日午後2時から、デンカビッグスワンで12位岡山と対戦する。落とせばJ2降格が目前に迫る中、14試合ぶりの白星をつかみ、勝利の喜びを思い出したい。

 最下位の新潟は6月の入江徹監督の就任以降、リーグ戦2分け10敗と未勝利が続く。残留圏との勝ち点差は10。第33節の結果次第では、第34節の東京V戦で降格の恐れがある。

 崖っぷちの状況だが、前節は5試合ぶりに得点し、12試合ぶりに複数得点を挙げた。入江監督は「自分たちの持ち味はしっかり出しつつ、相手の守備に対し、より効果的な攻撃をしたい」と話す。

 岡山は直近5試合は1分け4敗だが、第17節の前回対戦ではスコア以上に圧倒された。

 GK田代琉我は「クリーンシート(無失点)で勝たせられるようゲームに集中したい」と意気込んだ。

◆「可能性ゼロじゃない」エース長谷川元希、残留へ全力

 エースの復活で、J1残留の奇跡を起こせるか。今季、チームで唯一のリーグ戦全試合出場を続けるMF長谷川元希は「難しい状況だが、ゼロではない」と可能性を信じ、岡山戦に全てを注ぐ。...

残り646文字(全文:1169文字)