
関山神社で「妙高(関山)の文化財を語る会」の川上昭治会長の説明を聞く新大生=妙高市
持続可能な開発目標(SDGs)を学ぶ新潟大の学生が妙高市を訪れ、関山神社など市内の史跡を見学した。長年受け継がれてきた地域の宝を見て回り、保護活動を学んだ。
参加したのは、SDGsがテーマの教養科目を履修する1年19人。指導する村山敏夫准教授が、妙高市SDGs普及啓発実行委員会の委員長を務めている縁で、2年前から現地学習の場としている。2025年は9月12〜14日に実施した。
関山神社では、「妙高(関山)の文化財を語る会」の川上昭治会長(77)の案内で国登録有形文化財の本殿などを見学し、保存の取り組みに理解を深めた。隣接する国の名勝・旧関山宝蔵院庭園にも足を運び、妙高山を借景にした景観に目を...
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