
学生が身近な視点での脱炭素の取り組みを語ったパネルディスカッション=新潟市中央区万代3
温暖化などの気候変動を防ぐために重要な「脱炭素」をテーマにしたシンポジウムが、新潟市中央区の新潟日報メディアシップ分館・メディアプラスで開かれた。約40人が参加し、専門家の講演などを通じて日本の置かれた現状や脱炭素社会の未来を考えた。
新潟県や新潟日報社などでつくる一般社団法人「SDGsにいがた」の大学生分科会が3月8日に主催。学生メンバーが運営を担った。
太陽熱発電など新エネルギーが専門の新潟大工学部の郷右近(ごうこん)展之(のぶゆき)准教授が講演し、世界中で再生可能エネルギーの利用が急拡大していることを解説。日本も再エネに力を入れているが、島国のため海外との電力融通ができないとし「安定電...
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