
デンカビッグスワンスタジアム
今年4月に民営化された国立競技場1924年に日本初の本格的陸上競技場として完成し、64年東京五輪のメイン会場となった。陸上やサッカー、ラグビーの聖地として親しまれてきたが、老朽化により2014年5月末の使用を最後に解体された。新たな競技場は、巨大な2本のアーチが特徴だった当初の計画が経費膨張により白紙撤回され、建築家の隈研吾氏らのデザインで19年11月に完成した。21年東京五輪では開閉会式などを実施。今年4月から、NTTドコモなど民間事業者による運営が始まった。 (東京都新宿区)の命名権を、三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)が国内史上最高規模となる年間約20億円で取得する見通しとなった。では、新潟県内の施設の命名権と契約額の現状はー。サッカーJ1アルビレックス新潟のホームスタジアムであり、「ビッグスワン」の愛称で知られる「新潟スタジアム」の命名権は、化学メーカーのデンカ(東京)が年間4730万円の3年契約で取得している。現在の契約は今年12月末までだが、デンカは延長を県に申し入れており、契約額や期間を協議中だ。
新潟県によると、...
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