インタビューに答えるDF千葉和彦
インタビューに答えるDF千葉和彦

 来季J2で戦うアルビレックス新潟は、船越優蔵監督の下で再起を図る。一方で、長くクラブを支えてきた選手たちがクラブを離れることにもなった。チームは大きく変わるだろうが、これまで選手たちが積み重ねてきた歩みは足跡として残り、未来につながるはずだ。2023年のJ1復帰などに貢献したMF高木善朗、DF千葉和彦、DF堀米悠斗の3人に話を聞き、クラブや新潟に寄せる思いを語ってもらった。 今回はDF千葉和彦編。

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(2005年夏、反町康治監督体制の新潟に加入しました)

 加入して半年は箸にも棒にもかからないというか、試合に全く絡めていなかった。シーズンが終わって、自分はクビだろうなと覚悟したことを覚えてますね。

 06年は鈴木淳さんが監督に就くんですけど、がむしゃらにやっていたなというのはありますね。ナビスコカップ(現YBCルヴァン・カップ)のときに、リーグ戦と並行するのでメンバーを入れ替えながらやる。そこで徐々に出場機会を与えてもらって、試合に使ってもらえるようになったのかなと。

(11年オフに広島へ移籍し、その後は名古屋を経て、新潟には21年、10年ぶりに復帰しました)

 外から見ていて...

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