高い技術でコンビナート火災に備え、新潟北区などで自衛防災組織が技能コン　隊員が連携、手際よく放水

　石油コンビナートでの火災を想定し、自衛防災組織の消火技術を競うコンテストの審査が、新潟市北区などで行われた。隊員たちは、日頃の訓練で培った連携で手際よく消防車を準備し、的に向かって放水を行った。

　コンテストは総務省消防庁が、隊員の技能・士気向上を目的に２０１４年から主催している。今年は全国から３６チームが挑戦し、県内からは新潟東港西地区、新潟東港東地区、新潟西港地区の三つの共同防災協議会（自衛防災組織）が参加している。

　審査はそれぞれの日時、会場で行われており、新潟東港西地区共同防災協議会の審査は９月、新潟市北区太郎代のＭＧＣターミナル新潟事業所であった。隊員７人が高所放水車と化学消防車にす...