農地集約の仲介役として設置されている農地中間管理機構（農地バンク）が２０２４年度に県内で貸し出した農地の面積は、前年度比２２％増の６６６４ヘクタールと過去最大だったことが、１２日までに分かった。制度が始まった１４年度以来、県が掲げる６千ヘクタールの目標を初めて達成した＝グラフ参照＝。増加は２年連続で、都道府県別では９年連続で１位だった。

　農地バンクは、小規模農地や点在する農地を借り受け、大規模経営を目指す農家や企業に貸し出す組織。...

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