新潟市で民間主導の大型開発計画が浮上した。東区のJR大形駅や寺山公園、江南区役所などの周辺9地区で生活利便施設や住居系用地などを整備する内容。面積は計100ヘクタールに及ぶ可能性があり、実現すれば地域に大きなインパクトを与えそうだ。対象の多くは農地だったエリアで、市は「確実に都市的土地利用が見込まれる」と需要を評価し、手続き面で後押しする。いったいどこでどのような開発が検討されているのか。構想図や現場の画像を交え、詳しく紹介する。

<解説と用語9地区はいずれも開発行為が抑制される「市街化調整区域」だったが、計画的に開発を進める「市街化区域」に編入された。新潟市が決定し、2026年4月に公示された。区域の変更は、市が時代の要請や市民ニーズに合った土地利用を募り、開発事業者らの提案を受けて進められた。決定に至るまでに公聴会や審議会のほか、県への意見照会、国の同意を経たという。区域の変更に合わせ、住居地域や工業地域などの「用途地域」や、土地利用の方針などを盛り込んだ「地区計画」も地区ごとに決まった。市は開発に期限を設けていないが、速やかに進めるよう事業者らに伝えているという。今回、市街化区域に編入されたのは計161・2ヘクタールで、既存の公園や建物などを除いた「開発区域(創出)」は119・6ヘクタール。

開発計画が浮上した9地区

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