
復元された竪穴住居を見て回る来館者=18日、津南町中深見
津南町内の遺跡から出土した土器などが並ぶ町埋蔵文化財センター「うもれあ」が18日、津南町中深見に開館した。国指定史跡「沖ノ原遺跡」の竪穴住居が原寸大で復元され、訪れた人は約5千年前の暮らしに思いを巡らせていた。
閉校した中津小学校を改修し、8月に亡くなった国学院大学名誉教授で考古学者の小林達雄さんのアドバイスを受けるなどして整備した。堂平遺跡から出土した火焰(かえん)型土器などが並び、パネルや出土品を通じて町の歴史や文化を学べる。
オープニングセレモニーには地元住民らが出席し、小林さんに黙とうをささげた。桑原悠町長が「地域の歴史、文化を大切にし、次世代につなげたい」とあいさつし、関係者がテー...
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