
厚生連病院への支援を求め要望書を手渡す全国厚生連労働組合連合会の大栗陽書記長(中央)=22日、県庁
JA厚生連労働組合でつくる全国厚生連労働組合連合会(全厚労、東京)は22日、物価高の影響などで経営が厳しく、人材不足に悩む厚生連病院・関連施設への財政支援を県に要望した。
厚生連は全国で100の病院を運営し、ほぼ全てが赤字という。本県の厚生連は11病院を運営し、2023、24年度とも30億円余りの赤字。厳しい経営状況を受け、全厚労は約40年ぶりに要請活動の「全国キャラバン」を実施。全厚労の大栗陽書記長らが厚生連病院のある県の県庁などを訪ね、支援を求めている。
新潟県庁には大栗書記長のほか県組織の和田祐輔執行委員長、大平雅浩書記長が訪問。県福祉保健部の小松正隆・地域医療整備室長に要望書を手渡し...
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