
民間団体の「地域医療を守る県実行委員会」は1日、県庁で会見し、議論が進む病院再編について住民の意見を反映させることを求める声明を出した。
現在、県内七つの医療圏ごとに設けられた「医療構想調整会議」で、行政や医療関係者らが将来の医療需要に応じた病床数や病院再編について検討。魚沼地域5市町の医療体制を協議した魚沼圏域地域医療構想調整会議は10月、県立松代病院(十日町市)を入院機能のない無床診療所に転換する県の方針を了承した。
これに対し実行委は、会議に地元住民が要望を伝える場がなかったと反発。豪雪地でもある松代地域の住民から、集約先の病院までのアクセスなどに不安の声が上がっているとした。
実行委...
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