JR東日本新潟支社は27日、新潟市西区鳥原の上越新幹線五年(ごねん)消雪基地内にあった燃料地下タンクの鉄製のふたが、隣接する農道に飛ばされ、通りかかった乗用車2台がふたに接触してパンクする事故があったと発表した。けが人はいなかったという。

 JR東日本新潟支社によると、燃料地下タンクのふたは直径約120センチ、厚さ15センチ、重さ約45キロで地上数十センチの高さにあった。このほか、配管カバー(30センチ四方、約2キロ)も何らかの原因で飛び、高さ2・3メートルのフェンスを乗り越えた。当時、周辺では強い風が吹いており、風にあおられたとみている。

 

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