食品スーパーの撤退後、空いたままになっているフォンジェ内のテナントスペース=柏崎市東本町1
食品スーパーの撤退後、空いたままになっているフォンジェ内のテナントスペース=柏崎市東本町1

 赤字続きで厳しい経営状況にある柏崎市東本町1の商業施設「フォンジェ」は、苦境を乗り越えるための模索が続いている。2年前に中核テナントの食品スーパーが撤退した後、空いたままになっていることが悩みの種だ。一方で施設内にある子どもの遊び場「キッズマジック」の入り込みは好調で、家族連れの需要をどう取り込むかも当面の課題となっている。

【関連記事】
柏崎市の商業施設「フォンジェ」3年連続の赤字
キッズマジック来場者早くも5万人突破!

 フォンジェを運営する第三セクター「柏崎ショッピングモール」の吉田直一郎社長(79)によると、食品スーパー閉店から現在まで、県内外の十数社に声をかけ「具体的な条件を話し合...

残り765文字(全文:1065文字)