
厳しい状況が続くフォンジェ=柏崎市東本町1
柏崎市東本町1の商業施設「フォンジェ」を運営する第三セクター「柏崎ショッピングモール」は、2024年度(24年5月〜25年4月)決算をまとめた。当期純損益は1759万円の赤字で、22年度から3年連続の赤字となった。中核テナントだった食品スーパーが23年10月に撤退して以降、厳しい経営状況に拍車がかかっている。
フォンジェは、中心市街地の地盤沈下に歯止めをかける再開発事業の中核施設として、1998年にオープンした。だが、テナントの賃料確保は計画通りにいかず、2001年に民事再生法の適用を申請するなど船出から向かい風が続いている。
市は9月中旬に開かれた市議会9月定例会議の産業建設常任委員協議会...
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