新システムを約2か月で構築し 受注業務の効率化と正確性向上を実現
株式会社ウフル(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:園田 崇史 以下、ウフル)は、ゴルフブランド「EPON GOLF」を展開する株式会社遠藤製作所(本社:新潟県燕市、代表取締役社長:渡部 大史 以下、遠藤製作所)の受注業務の効率化を支援しました。SalesforceとAmazon Connectを連携した受注センターシステムを約2か月で構築し、正確かつ効率的な受注対応を実現。顧客対応の高度化に向けた基盤を整えました。

遠藤製作所は、国内外の直営店やプロショップなど、フィッティング設備と専門スタッフを備えた実店舗でカスタムクラブ「EPON GOLF」を販売しています。顧客一人ひとりの要望に合わせたカスタムを行う特性上、電話やFAXによる受注対応は複雑で、営業担当者の負担が大きいことが課題となっていました。加えて、電話対応では聞き間違いや情報入力ミスが発生しやすく、業務の属人化も進んでいたため、同社は受注業務全体の見直しに着手。SalesforceによるWeb受注やクラウドFAX導入に続き、電話受注の効率化を目的としたCTIシステムの導入を検討しました。
ウフルは、SalesforceおよびAmazon Connectの連携開発に豊富な実績を持つ企業として、同社の受注センターシステム構築を支援しました。国内外の取扱店・直営店向けに3系統の受電フローを設計し、注文内容に応じて外部の受注センターや営業担当者へ自動で振り分ける仕組みを構築。オペレーターはSalesforce上で顧客情報や注文履歴、在庫状況などを確認しながら対応できるようになり、専門知識がなくても正確に受注処理を行える環境が整いました。
「Amazon Web Services社から紹介されたウフル様の担当者と話した際、当社の要望を的確に理解してくれました。Salesforceとの連携開発の経験が非常に豊富で、信頼できるパートナーだと感じました。」(経営戦略本部 IT推進室 係長 渡邉氏)
新システムは約2か月という短期間で構築され、2025年7月に稼働を開始。受注業務の標準化と正確性の向上により、営業担当者は顧客訪問や市場分析など本来の業務に集中できるようになりました。Salesforceに蓄積されたデータをビジュアル分析ツールTableauで可視化し、販売戦略やマーケティング施策への活用も進んでいます。
「ウフルさんが最初にプロトタイプを作ってくれたので、当社では完成形をイメージしながら進捗を確認し、細かな要望をSlackなどで連絡。アジャイルで直してもらうだけ、という感じでした。結果、構築期間は想定より短く、1回目のローンチまで約1か月、すべて完了まで約2か月という早さでした」(専務取締役 石原氏)
遠藤製作所では今後、すべての顧客がオンラインで受注できる仕組みの実現を見据え、顧客起点の価値創造型営業への転換をさらに加速していく方針です。
ウフルは「テクノロジーと自由な発想で、持続可能な社会を創る」を理念として、企業や自治体、行政機関のDX化を支援してきました。今後も、デジタル技術の活用とイノベーションによって企業や社会が抱える課題の解決に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
■参考リンク
【事例】Amazon ConnectとSalesforceの連携活用で受注センターの受注業務を効率化
的確な電話対応・受注が可能なシステム環境を整備
■株式会遠藤製作所について:https://endo-mfg.co.jp/
1951年の設立以降、鍛造と金属塑性加工をベースとして事業領域を拡大し、現在ではゴルフ分野・鍛造分野・医療機器 航空機部品分野・メタルスリーブ分野へと展開。中でも高性能・高品質な鍛造ゴルフヘッドのメーカーとして世界的な知名度を誇り、顧客ブランドのOEM生産を行うほか、自社ブランド「EPON GOLF」を展開する。
■株式会社ウフルについて:https://uhuru.co.jp/
ウフルは「テクノロジーと自由な発想で、持続可能な社会を創る」を理念として、企業や社会のDX(デジタルトランスフォーメーション)とデータ活用を支援・推進しています。クラウドサービスの導入と運用をはじめ、コンサルティングやシステム開発等を自社製品やソリューションとともに、エッジからクラウドまでワンストップで提供しています。また、企業活動の枠を超えて、地域や産業のDXを実現するために、スマートシティやスマートサプライチェーンに必要とされる、信頼できるデータ流通のための仕組みの導入と標準化に向けた提言を行いながら、IoT×ブロックチェーン領域における研究開発にも取り組んでいます。
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