
映画監督の信友直子さんが認知症の母と介護した父について語った講演会=三条市須頃1
認知症介護の研修などを行ってきた日本認知症グループホーム協会の本県支部設立15周年を記念した式典が、三条市の燕三条地場産業振興センターで開かれた。認知症の母とそれを支える父を記録した映画監督の信友直子さんが記念講演し、参加者約200人が介護への思いを新たにした。
本県支部は2010年の設立で、47法人110事業所が加盟している。10月上旬に記念式典が行われ、「ぼけますから、よろしくお願いします。」の作品がある信友さんが講演した。
信友さんは離れて暮らす母親が認知症になって以降、そばで世話をする父親を頼りに感じ、尊敬できるようになったと説明。「母の認知症を嘆くのではなく、良かったことを探し、少...
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