
ぶどうスキー場の営業再開に向けて行われた草刈り=村上市蒲萄
村上市蒲萄のぶどうスキー場を新たに運営するIT業、シンクファースト(東京)が営業再開に向け、本格始動した。10月に入り、市営だったスキー場施設の無償貸し付けを受けるなどの契約を村上市と締結した。沼前(ぬままえ)純一社長は、12月20日のオープンを目指すとの意向を明らかにした。
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閉鎖中のぶどうスキー場(村上市)営業再開へ、「シンクファースト」が運営
ぶどうスキー場は、合併前の朝日村が1988年度に開業したが、利用者減少や設備の老朽化を受け、今年3月で閉鎖した。
シンクファーストは新規事業として、スキー場運営に名乗りを上げ、地権者全員の同意を得た。夏季のキャンプ場としての利用やRVパークの新設により、通年営業も視野に入れる。
村上市は同社にリフト2基やロッジ、圧雪車2台などの所有施設・設備を3年間、無償で貸与する。同社に市有施設を無償で貸し付ける議案は市議会9月定例会で可決。市と同社は10月1日に契約を結んだ。
10月上旬には、沼前社長と...
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