
専門学生の指導を受けながら升作りを体験した新穂中の生徒=佐渡市新穂瓜生屋
    ものづくりの伝統技法を学ぼうと、新穂中学校(新穂瓜生屋)で升作りの授業が行われた。1年生17人が、技術を学んでいる専門学生に道具の使い方やこつを教えてもらいながら升を作った。
授業は24日にあり、伝統文化と環境福祉の専門学校(千種)で学生の現場指導に当たる親方2人が講師を務めた。伝統建築大工学科の1年生16人も参加し、中学生に作り方や道具の使い方を教えた。
生徒たちは「もう少し力を入れて」などとアドバイスをもらいながら、のこぎりやのみを使い、升の四辺になる板4枚を完成させた。4枚の板を組み合わせて底板を付けると、きれいな升ができあがった。
新穂中1年の男子生徒(12)は「のこぎりでまっすぐ切...
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