
7・11水害の当時の様子について、地元住民から説明を受けた春日新田小の4年生ら=上越市春日新田2
上越市の春日新田小学校で、1995年に発生した「7・11水害」について学ぶ出前授業が行われた。子どもたちは浸水被害があった学校周辺を歩き、水害の恐ろしさや防災意識の大切さを学んだ。
国土交通省高田河川国道事務所の協力を得て、春日新田小は毎年、4年生を対象に防災教育を行っている。ことしは10月に行われ、児童約60人が参加した。
児童は校区内で被害が大きかった戸野目川に架かる橋や浸水した交差点などを歩き、上越教育大の山縣耕太郎教授や水害を経験した地元住民から、当時の様子を聞いた。
水害を経験した安江2の女性(76)は「あっという間に水があふれてきた。膝下まで水に漬かり、家具や畳を2階に運んだ」と...
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