
環境省は8日までに、2025年度上半期(4〜9月)のクマの出没や被害状況を明らかにした。全国の出没件数は速報値で2万792件に上り、過去5年間の同期比で最多だった。人的被害はけが人を含め99件108人。特に7〜9月の発生場所は人の生活圏が7割以上となっており、23、24年度の同期より高い割合だった。
出没件数は自治体からの報告を基にまとめ、件数を公表していない北海道、生息していないとされる九州、沖縄は除いた。岩手の4499件が最も多く、秋田4005件、青森1835件、山形1291件、新潟1248件と...
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