8月に行われた棚田保全の取り組み「ガチ棚」の様子=十日町市峠
8月に行われた棚田保全の取り組み「ガチ棚」の様子=十日町市峠

 県は22日、産官学で棚田地域の振興に取り組む「にいがた棚田フォーラム」を設立する。中山間地域では高齢化や人口減がより早く進んでおり、行政や企業、大学が連携し、棚田の保全や地域の活性化に向けた具体策を議論する。県はその成果を2026年度の予算や事業に反映させ、中山間地域の課題の解決を目指す。

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 フォーラムは棚田に関心のある企業や大学のほか、十日町、三条、小千谷、南魚沼の4市を含む約30の企業や団体で発足する予定だ。

 県は25年度を「にいがた棚田みらい元年」と位置付け、...

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