
12年ぶりとなった「鵜川神社の大欅」の治療作業=柏崎市新道
柏崎市新道にある国の天然記念物「鵜川神社の大欅(おおけやき)」の樹木治療が、12年ぶりに行われた。日本樹木医会県支部の7人が、土壌の改良や枯れ枝の伐採などの作業に当たり、「もっと長生きしてほしい」と願いを込めた。
鵜川神社によると、ケヤキは高さ約20メートル、根回り約14メートル、目通り(幹の太さ)約11メートルで、国内で8番目の大きさを誇る。樹齢はおよそ千年で、古くから御神木として信仰されてきた。12月には、しめ縄を飾り、新年が良い年になるように願う恒例行事がある。作業は枯れ枝の切断と土壌改良を軸に、10月中旬に2日間にわたって行った。
枝の切断では、登山用ロープを使う特殊な方法を採用。作...
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