
花角英世知事(手前左)に要望書を手渡す連合新潟の小林俊夫会長(手前右)=12日、県庁
連合新潟の小林俊夫会長が12日、県庁で花角英世知事に2026年度県予算に関する施策を要望した。物価高に賃上げが追いついていないため、県独自の支援を行うなど企業が賃上げができる環境整備を求めた。
要望は雇用や経済、医療など11分野38項目。労働時間が長い業種で働き方改革関連法を周知することや、物価高の影響を受ける中小企業への支援継続などを盛り込んだ。
小林会長は「県内の実質賃金はマイナスで推移し、生活環境の厳しさは変わっていない」と述べ、花角知事は「しっかり内容を受け止め、予算に生かしていけるか考えたい」と応じた。
面会は冒頭以外非公開。終了後、小林会長は取材に「共感してもらったところは多かっ...
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