新潟江戸神輿連合の坂井康孝会長。「伝統文化を継承をしたい」と話す
新潟江戸神輿連合の坂井康孝会長。「伝統文化を継承をしたい」と話す

 夏の新潟まつりで「江戸神輿(みこし)」が始まってから今年で50年の節目を迎えたことから、「新潟江戸神輿連合」は16日、新潟市中央区のホテルイタリア軒で記念式典を開く。義理と人情、礼節を重んじる連合の関係者は「神輿が人と地域をつなぎ、活性化に役立っているという意義を若い世代に伝える場としたい」と意気込んでいる。

 連合は県内各地の祭りの華となる神輿の担ぎ手14団体で構成。連合によると、神輿の形ときらびやかな装飾が特徴の江戸神輿は、新潟まつりを一層盛り上げるため、1975年に導入された。

 16日の記念式典には会員約300人が集う。連合の歴史をスライドで紹介したり、江戸木やりやまといを披露したりして...

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