
シニア世代の記帳のしやすさに配慮した家計簿
原材料費の高騰、人手不足といった理由で食料品などの値上げが続く。収入の柱が公的年金と貯蓄という高齢者の多くが、医療や介護の支出もあって不安を抱くのは無理もない。そんな時は家計簿で月々の収入と支出を明確にすれば、上手にやりくりできるという。
日銀が10月に発表した生活意識アンケートによると、1年後の物価が現在と比べて「上がる」と回答した人は88・0%。1年前より支出を増やしたものを聞くと、食料品が最多だった(複数回答)。
高齢者に「現在の収入を増やす方法」を尋ねた内閣府の調査では「節約などで支出を減らす」が最も多く、「貯蓄を取り崩している」が...
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