
企業献金規制を巡る主な政党の立場
野党が企業・団体献金の規制強化に動いた。国民民主、公明両党が献金の受け手を限定する政治資金規正法改正案を衆院に共同提出し、立憲民主党も賛成する方向で調整を始めた。規制強化に後ろ向きな自民党との違いを際立たせるとともに、野党時代から全面禁止を掲げる日本維新の会に照準を合わせ、「政治とカネ」問題で連立関係に揺さぶりをかける。
▽弱腰
「野党は維新を含めて禁止、自民は透明化を主張し、ずっと平行線だった。両者が議論できるような場をつくる」。国民民主の古川元久代表代行は19日の法案提出後、維新を名指ししつつ合意形成に意欲を示した。公明の西田実仁幹事長も「良い政策を打ち出しても、政治への信頼がなければ実...
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