ハウス食品グループ本社が開発した涙が出る成分を抑えたタマネギ「スマイルボール」
 ハウス食品グループ本社が開発した涙が出る成分を抑えたタマネギ「スマイルボール」
 ハウス食品グループ本社が開発したタマネギ「スマイルボール」の畑=北海道内
 タキイ種苗が開発したこどもピーマン「ピー太郎」
 手がけたハクサイを手に持つベジータの松島章倫代表=群馬県邑楽町

 苦手とされる特徴を取り除いたり、甘みを引き出したりした野菜が注目されている。目にしみないタマネギや苦くないピーマン、果物と同じ糖度を持つ白菜もある。野菜が苦手な子どもや大人も、おいしく食べられそうだ。(共同通信=増井杏菜記者)

 ▽涙が出ない

 ハウス食品グループ本社が開発した涙が出る成分(辛み成分)を抑えたタマネギ「スマイルボール」(Mサイズ3個で販売価格は320円前後)が好評だ。切る際に目にしみない。ほんのり甘く、水さらしも不要だ。

 レトルトカレー製造の改善がきっかけ。炒めた際に起こる変色を解決する研究過程で、タマネギの催涙成分が生まれる仕組みが分かった。原因となる酵素が少ない品種を誕生させ...

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