
山岳遭難を想定し、ヘリを使って行われた県警機動隊レンジャー部隊の訓練=新潟市東区松浜町
県警機動隊は、ヘリコプターで山岳遭難者らの救助に当たる「レンジャー部隊」の訓練を新潟空港(新潟市東区)で公開した。今春新たに指定された隊員らが参加。要救助者をヘリでつり上げる一連の流れを確かめた。
レンジャー部隊は現在20人で、このうち5人が新隊員。7月に訓練を始め、山岳地での対応などを約2週間学んだ。集大成として新潟空港で行われた訓練は県警航空隊と合同で行い、計13人が参加した。
登山客が遭難したと想定。ヘリによる強い風が吹き下ろす中、要救助者役を目指して隊員がロープで降下し、担架やハーネスなどを用いて引き上げた。
男性巡査長(24)は「先輩たちに追いつく気持ちで訓練に励んだ。さらに練度を...
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