
「女の一生」の再版に向けて話し合う鈴木雅子さん(左)ら再版会のメンバー=三条市
魚沼市出身の名誉市民で小説家、山岡荘八の作品「女の一生」を広めようと、三条市などの有志が小説の再版に向けて団体を立ち上げた。作品は幕末の長岡を中心に武家の女性の半生を描いている。激動の世に翻弄(ほんろう)されながらも、誠を貫いた女性の生き様が今を生きるヒントになるとして、賛同者を募っている。
「女の一生」の主人公の美津は連合艦隊司令長官・山本五十六(長岡市出身)の母がモデル。美津が成長する過程や戊辰戦争に巻き込まれた一族の様子などが描かれている。長岡藩家老の河井継之助ら...
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