
北海道泊村の北海道電力泊原発。手前から1号機、2号機、3号機
北海道の鈴木直道知事が北海道電力泊原発3号機(泊村)の再稼働を容認する考えを示した。原子力規制委員会による審査は約12年に及んだ一方、地元同意の動きは急速に進む。疲弊した地元経済の浮揚へ期待がにじむが、再稼働は早くても2027年の見通し。新潟県知事も東京電力柏崎刈羽原発の再稼働容認の姿勢を示したばかりだが、政府の掲げる原発の最大限活用は遠い。
▽我慢
「10年以上我慢したかいがあった。やっとこういう日が来た」。泊原発が立地する人口約1400人の泊村。村唯一の食堂「平安荘」を営む渋田真澄さん(66)は胸をなで下ろした。
泊1~3号機は東電福島第1原発事故後、12年5月までに全基が停止した。人の...
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