
定数削減を巡る主な与野党幹部の発言
与党は衆院議員定数削減法案を巡り、焦点だった1年以内に結論が出なかった場合の「実効性の担保措置」で折り合った。比例代表のみで50議席を減らす日本維新の会の主張に対し、野党は「少数民意の切り捨て」と猛反対。削減対象は比例と小選挙区を組み合わせる方針に転換した。野党の批判はなお収まらず、17日に今国会の会期末が迫る中、成立は見通せない。
▽揺さぶり
「野党の協力を広く得ることが必要だ。野党の意見も踏まえ、比例だけではなく、選挙区も含めて1割削減する」。自民の鈴木俊一幹事長は1日、野党に配慮した合意内容を記者団に説明した。法施行から1年以内に削減方法の結論が出ない場合、小選挙区25、比例20をベー...
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