2025年12月5日
日本トランスシティ株式会社
大和ハウス工業株式会社
日本トランスシティ株式会社(本社:三重県四日市市、社長:安藤仁、以下「日本トランスシティ」)と大和ハウス工業株式会社(本社:大阪府大阪市、社長:大友浩嗣、以下「大和ハウス工業」)は、三重県三重郡朝日町の「三重朝日物流センター」が、一般社団法人いきもの共生事業推進協議会(ABINC)が主催する「第4回ABINC(エイビンク)賞」において「特別賞」を受賞したことをお知らせします。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202512040387-O5-raM72Rz2】
1.ABINC事務局からの受賞評価ポイント
・動物の生息場所に対する配慮が多く計画されており、他の模範となり得ること。
・ビオトープ観察路としてウッドデッキを配置し、その下を生物が往来できるようにした計画は、限られた敷地の中で工夫を凝らした非常に良い事例であること。
・水循環・物質循環への高い配慮、詳細かつ目的が明確なモニタリング調査の計画などが非常にレベルが高いこと。
・ビオトープの植栽管理やイベントに、地域住民も参画されており、地域住民と協力した環境教育プログラムなどが非常にレベルの高い計画であること。
2.「ABINC認証制度」および「ABINC賞」について
【表】
3.「三重朝日物流センター」について
「三重朝日物流センター」は、大和ハウス工業が建設し、日本トランスシティが取得した生物多様性に配慮した物流施設です。
本施設では、計画地およびその周辺に生息する植物や鳥類、昆虫類などを対象に自然環境調査を実施し、周辺環境との調和や地域の生物多様性に配慮した整備、地域共生活動を計画しました。
整備計画では、地域の生態系に配慮して、コナラやヤマザクラ、ツツジ類、ヤマハギなどの在来種から草木を選定しました。また、本計画地は三重県が準絶滅危惧種に指定するコチドリの生息地に近接することから、コチドリの営巣環境を整備するために砂や小石を敷いた環境を整備しました。
地域共生活動では、地域住民の方々と連携して、周辺の水田や水路などに生息するメダカ、ドジョウなどの生き物を、敷地内に整備した水辺のあるビオトープエリアに放流しました。また、長期的に保全活動が維持されるよう、自然観察イベントや環境教育プログラムなど地域の方々と連携した維持管理を実施しています。
このような生物多様性保全への取り組みが評価され、中部地方の物流施設で初めて「ABINC認証」を取得しました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202512040387-O6-19sv3vSm】
4.「三重朝日物流センター」の概要
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M000427/202512040387/_prw_PT1fl_WdMlea6o.png】
以 上











