
大形小の児童をモデルに撮影手法を実演する橋本一さん=新潟市東区
人気刑事ドラマ「相棒」など映画やテレビドラマの監督を務める橋本一さん(57)=新潟市出身=が、東区の母校・大形小で5、6年生約240人を前に講演した。撮影手法の実演も交え、仕事の裏側や思いを語った。
警視庁特命係の2人が事件に挑む「相棒」で、橋本さんは初期のシーズン2から携わる。11月の講演では、現在放送中のシーズン24の脚本を手に「1本45分の作品に70人くらいが関わる。衣装やカメラマンなど、それぞれのプロが存分に力を発揮できる環境をつくるのが僕の仕事」と説明した。
子どもが斜面を転がって川に落ちる相棒のワンシーンも流し、「実際は危ないので小柄なスタントマンが演じた。工夫を重ね、本当はでき...
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