
特殊詐欺対策強化へ協定を結んだ県警と県信用組合、県労働金庫の代表者ら=17日、中央区新光町
特殊詐欺対策の連携強化に向け、県警は県内8信用組合、県労働金庫とそれぞれ協定を結び、17日に県警本部で締結式を行った。県警は今年8月以降、同様の協定を県内に本店を置く他の金融機関とも結んでおり、これで全29金融機関との締結が完了した。
締結は8信組が11月27日付、県労金が12月1日付。県警が特殊詐欺などで不正利用されている口座の情報を伝え、金融機関側はその口座に対する振り込みを調査して県警に情報提供する仕組みの導入が協定の柱で、被害拡大の防止といった効果が期待される。
県信組協会の小野澤一成会長は「特殊詐欺の防止には警察と金融機関が一体となった取り組みが何より有意義だ」とあいさつ。県労金の...
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