ミラノ・コルティナ冬季五輪(来年2月6日開幕)フィギュアスケートで史上最多12人が出場する日本勢は8人が初代表。男子エースの鍵山が「新生ジャパン」と表現したように前回北京五輪から世代交代が進み、新戦力の台頭を印象付けた。

 象徴的な存在が17歳の中井亜美(TOKIOインカラミ・新潟市出身)だ。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を武器にシニア1年目のシーズンで急成長。竹内強化部長は「今季、坂本との直接対決で2度上回ったことを評価する声が多かった」と選考の内幕を明かす。20歳の千葉はGPシリーズ2連勝の安定感で3枠目に滑り込み「責任がある。全力を出し切る」と意気込んだ。

 男子で21歳の佐藤と20歳...

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