ミラノ・コルティナ冬季五輪でスノーボードはメダル量産が期待される。ビッグエアやハーフパイプなどは技の高難度化が進む中、国内で雪のない夏場も練習ができる環境が充実。それぞれが屋外ジャンプ施設で腕を磨き、成果を実戦で発揮する好循環が日本勢の強さの秘訣(ひけつ)にもなっている。

 2000年代前半、着地場所にエアマットのある安全な施設ができた日本が先駆けとされる。10年に小布施クエスト(長野県小布施町)、13年に埼玉クエスト(埼玉県嵐山町)をオープンさせたのは、トップ選手のコーチも務める佐藤康弘氏。「自分がまだプロで技をアップデートさせたかったのと、一般の方にも場所を提供したかった」と経緯を語る。

 当初育成の...

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