有機フッ素化合物(PFAS)
有機フッ素化合物(PFAS)

 健康影響が指摘される有機フッ素化合物(PFAS人工的に作られた有機フッ素化合物で、ペルフルオロアルキル化合物とポリフルオロアルキル化合物の総称。1万種類以上あるとされる。耐熱や水、油をはじく特性から、布製品や食品包装のほか、航空機用の泡消火剤などに使われてきた。水に溶けやすいが、自然環境中では分解されず長期に残留するため「永遠の化学物質」とも呼ばれる。代表的なPFOSとPFOAは、毒性や蓄積性が確認されたため輸入や製造が国内では原則禁止されている。)が、来年4月から水道法上の水質基準の対象になるのを前に、環境省と国土交通省は25日、水道水の全国調査結果を公表した。社宅や病院、自衛隊施設など約8千ある自家用の「専用水道」の水質検査は5割にとどまり、実態把握が進んでいない。一方、自治体が運営する上水道や簡易水道などは9割が検査を完了している。

 水質基準になるのは代表物質PFOSとPFOAで、現在の暫定目標値と同じ2物質合計で1リットル当たり50ナノグラム(ナノは10億分の1)。50ナノグラム超えが確認された場所では、どの水道でも来年4月までに対策を終える見込みだ。

 生活用水を井戸などの水源から...

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