
JR東京駅にある女性用トイレの混雑状況を示すJR東日本のホームページ画面
JR各社は、駅構内の女性トイレの混雑解消に向けた取り組みを進めている。国土交通省によると、駅トイレの数は女性用が男性用の約6割にとどまる。トイレの増設のほか、スマートフォンなどで複数あるトイレの混雑状況を把握できるようにして利用分散を図る。
▽「営業上の課題」
JR東日本は今月23日、東京駅の女性用トイレの混雑状況を、トイレ前のモニターやスマホで確認できるサービスを開始。空いている個室の数とともに、「空」「混雑」「満」などと案内する。
JR東は、首都圏では東京駅を含め計13駅で女性トイレが不足していると判断。喜勢陽一社長も「営業上の課題」と話す。増設は時間がかかるため分散利用を促すが、東京駅...
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