当確者の名前にバラを付ける自民党総裁の高市早苗首相=2026年2月8日、東京・永田町の党本部
 当確者の名前にバラを付ける自民党総裁の高市早苗首相=2026年2月8日、東京・永田町の党本部

 自民党の歴史的勝利という衆院選の結果をどう読み解くか、考え続けている。物価高や安全保障環境の厳しさ、自国第一主義が鮮明な米トランプ政権への対応…。雪崩を打つような支持の背景には、内外に課題が山積する中、強い推進力を持つ「スター政治家」を待望した国民の思いが反映されているように思う。

 「サナ活」との言葉が流布した。高市早苗首相を応援する活動との意味だ。街頭演説での人の集まり方や、その反応は大変な勢いだった。

 首相は投票日の時点で就任から4カ月足らず。まだ大きな実績があるわけではない。いわば「期待値」である。「それなのに」なのか、あるいは「だからこそ」なのか。

 2005年に当時の小泉純一郎首相の...

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