太平洋戦争の終戦前後、宮崎県高千穂町の山中で起きた旧日本軍の戦闘機と米軍爆撃機が墜落した事故の平和祈念碑と工藤寛さん=同町
 太平洋戦争の終戦前後、宮崎県高千穂町の山中で起きた旧日本軍の戦闘機と米軍爆撃機が墜落した事故の平和祈念碑と工藤寛さん=同町
 宮崎県高千穂町での平和祈年祭で思いを語る工藤寛さん
 太平洋戦争の終戦前後、宮崎県高千穂町の山中で起きた旧日本軍の戦闘機と米軍爆撃機の墜落事故を明らかにした工藤寛さん=宮崎市
 勤務する中学校の生徒に硫黄島遺骨収集の経験を伝える竹島潤さん=岡山市
 勤務する中学校の生徒に硫黄島での遺骨収集の体験を話す竹島潤さん=岡山市

 戦争の惨禍の記憶を伝えなければ―。太平洋戦争終結から80年が過ぎた。当事者の高齢化が進む中、戦地の実相に耳を傾け、記録し、平和への願いを受け継ごうと、各地で奔走する人たちがいる。

 工藤寛さん(72)は、記録が残っていない戦争中のB29と戦闘機の墜落を明らかにした。曽祖父の弟がフィリピンで戦死した岡山市の中学教師竹島潤さん(45)は、戦争遺族の取り組みを学ぶため激戦地だった硫黄島で戦没者の遺骨収集に参加した。(共同通信=今枝礼華、矢崎碧)

 ▽山に眠る日米両兵を悼む、B29と隼の墜落事故を明らかにした工藤寛さん(72)

 太平洋戦争の終戦前後、宮崎県高千穂町の山中で旧日本軍の戦闘機「隼」と、米軍の...

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